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【I.-5.】 糖尿病「自体」の症状

糖尿病疾患の仕組みの大前提については前述したとおりです。次に問題とすべきは、糖尿病はどのような症状を随伴するのかということです。一般的には糖尿病においては自覚症状が出にくいといわれています。軽度の高血糖では、多くの方が症状に気づかない模様です。定期健診など、きめ細かいケアが求められる所以です。

逆にいえば、自覚症状が現れたというときは、高血糖が相当程度進行していると考えられます。糖尿病の症状として挙げられるのは…
頻尿
慢性的な喉の渇き
吹き出物
体臭・尿臭
肉体疲労
精神虚弱(だるい)
昏睡
です。とくに臭いついて、果実の腐敗が進んだような甘い臭い…【リンゴ臭】などとも呼ばれます…が、糖尿病の症状として広くいわれています。また、糖尿病が進行すると、食べども食べども痩せてしまうという症状も起こることがあります。

一見すると、不なるほど快ではありますが、さほど重大な症状ではないようにも見受けられます。しかしながら、ここで、注意しておかなければならないのは、これらはあくまで糖尿病「自体の」症状であるということ。恐ろしいのは次の段階です。「糖尿病性~症」などのように、様々な合併症に枝葉していくことです。合併症の詳細については、第3章で紹介します。

冒頭にも述べたことですが、いまいちど強調しておくと、日常的に何か違和感や心当たりを覚えたときに必要なのは、すぐさま医者に診てもらうということです。

         

I. 知りましょう 糖尿病のこと

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