【II.-10.】 糖尿病合併妊娠
妊娠に伴い発症するのが【妊娠糖尿病】ということでしたが、妊娠以前から糖尿病を患っていたケースは、【糖尿病合併妊娠】としてカテゴライズされます。前者は、比較的軽症の場合が多く日常的な食事・運動療法を用いて出産へとこぎつけることができるのですが、後者に至っては重傷となりがちです。前記合併症や早産・流産・難産・未熟児・巨大児、加えて成長過程における疾患の危険性がグンと増します。入院による精密且つ徹底的な血糖値管理が求められるところです。
なお、妊娠前に糖尿病を発症していないが、高血糖であったという場合には、合併妊娠には含められません。医療的な見地に立つと、比較的軽症の前者と同様、血糖値管理を管理・改善しやすいので、そのようにカテゴライズされているとのことです。ただし一方で、巨大児が産まれる可能性は高くなるとのことです。他方で、奇形児出産の特定の因子は確認されていません。
ただし、注意が必要なのは、糖尿病自体が自覚症状に気付きにくい疾患であるということです。妊娠の際に初めて自らの高血糖、事によると妊娠前の罹病が発覚することがありえます。やはり、日頃からの健診を心がけることが求められましょう。
