【II.-7.】 糖尿病II型=インスリン非依存型(2)――罹病の契機と特徴
【II型】、すなわち【インスリン非依存型】の糖尿病が発症するに至る契機は、主に長期的な飽食・肥満・運動不足・ストレス・老化といったことに帰せられます。糖尿病に対する社会的イメージとしては、この点が、最も普及しているといって過言ではないでしょう。同型疾患が、【生活習慣型】とも呼ばれる所以です。現代病の一つです。とくに肥満はインスリンの機能を低下させる要因とされています。昨今、【メタボリック症候群】…通称【メタボ】の危険が叫ばれる根拠の一つでもあります。
加えていうと、II型の疾患は、様々な要素が複雑に絡み合って発症に至るとも考えられています。例えば、加齢もそのひとつ。いいかえれば老化が、インスリン分泌もしくは、インスリン自体の機能を不全たらしめ、糖尿病を引き起こすというケースもあります。発症率が極めて高いとされる中高年層にとっては、以上に挙げた複数の要因が該当するに難くないといえましょう。
以上においては、【環境因子】とも呼びうる契機を示しましたが、、インスリン非依存型の糖尿病においては――依存型に対して――【遺伝因子】による発症も確認されている点が極めて重要です。先にも申し上げたとおり、様々な因子が複雑に絡み合って発症に至ることが考えれますので、判断が難しいところですが、とある言説では、両親ともども糖尿病歴があると、子どもの発症率は50%、片親のみの病歴だと25%になるともいわれています。親・兄弟に糖尿病歴がある場合、注意に越したことはありません、健診など定期的なケアを心がけることをお勧めします。
