【III.-9.】 糖尿病性神経障害(3)――発症のメカニズム
スポンサード リンク
糖尿病を発症すると抹消神経の障害及び、組織の損傷が多く現れます。また、糖尿病の【三大合併症】のなかでも、この神経障害においては、症状が糖尿病の初期段階から現れるといわれている点に特徴があります。
糖尿病性神経障害発症のメカニズムにおいてポイントとなるのは、【高血糖】と【ブドウ糖】です。高血糖が血管の閉塞につながることについては、【腎症】・【網膜症】を誘発するメカニズムと同様です。栄養が神経細胞に行渡らなくなると、神経には委縮したり切れてしまったりといった損傷が起こりやすくなります。こういった障害は、【末梢神経系】に多く見られます。中枢神経にはあまり影響を及ぼすことはないとされています。加えて、神経細胞内でブドウ糖が変質し蓄積することで、神経障害が起きるともいわれています。
次に、神経障害の具体的な症状をみてみましょう。