【III.-10.】 糖尿病性神経障害(4)――四肢神経障害とシャルコー足
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末梢神経のなかでも【知覚神経(感覚神経)】や(狭義の)【運動神経】に被害が起きると、足に痺れ(とりわけ足首より先の部分)や痛み(刺すような、ちくちくするなど)、違和感(何かが這うようななど)、【コムラガエリ】といった症状が現れます。一日の中でも夜間に起こりやすいといわれています。足が痛みや温度を感じにくくなり、靴ずれの出血に気付かなかったり、こたつで火傷をしてしまったりという話をよくきくところです。特筆すべきは、本来の足の痛みが感じられないことにより、症状が悪化し足の切断に至るケースがあるということです。といっても、足だけでなく手にも症状が出ることがあるので、正確には【四肢神経障害】と分類されます。
とくに、足の感覚がなくなり、さらに足が腫れ・発赤・発熱を伴うようになると【シャルコー足】と呼ばれる症状に分類されます。ごく早期の治療によって「骨の破壊」を止めることが求められます。対応が遅れると、足やくるぶしの骨が折れ、足が変形を来すことになります。
いずれにせよ、早期発見と適切な血糖値管理が求められるところです。症状に応じて、電気療法・塗布薬・服用薬が用いられます。