【IV.-1.】 はじめに
糖尿病を巡って、前章まで行ってきた作業は、罹病の実態を知ることに始まり、糖尿病発症に続いて合併症誘発のタイプとメカニズムに続いて解説するということでした。本章では、まず糖尿病の診断基準を示すとともに、治療方法の具体的なところを追っていきます。
診断基準については、つまり【血糖値】の計測基準及び、判断基準として、【早朝空腹時血統値】・【経口ブドウ糖負荷試験】・【HbA1c】といった方法が具体的に説明されます。治療方法においては、【薬物療法】・【食事療法】・【運動療法】が取り上げられます。
キーワード:糖尿病 検査
【IV.-2.】 糖尿病の検査方法(1)――血糖値の単位
糖尿病の有無を検査するうえでは、血糖値が高い状態が持続的に見られる否かが焦点になってきます。具体的な検査方法を知るうえで、まずは血糖値の「単位」を抑えておきましょう。【血糖】とは血中の【グルコース】=【ブドウ糖】であり、この濃度が【血糖値】です。健康な人間の血糖値はおよそ、【80~100mg/dL】とされています。わが国では【mg/dL】が通用しており、1デシリットル当りのmg数値を示しています。なお、国によっては、【mmo/L】値が採られています。換算式は、【mg/dL÷18=mmo/L】となります。
現在では、比較的安価に【血糖値測定器】を入手することができます。罹病後の血糖値管理にはもちろんのこと、体脂肪計や血圧計と同様、日常的な自己健診のツールとして手元に置くのもよいかもしれませんね。
