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【IV.-8.】糖尿病の治療方法(5)――妊娠糖尿病の診断・治療

妊娠糖尿病は、母体だけでなく胎児にも大きな影響を及ぼしうるものですから、診断・治療にはヨリ一層厳しさが求められるところです。そのため、血糖値検査結果の判断基準も独自に定められています。

【日本産婦人科学会】によると、【75g経口ブドウ糖負荷試験】においては…
【2時間後血糖値】≧150mg/dL
【1時間後血糖値】≧180mg/dL
【空腹時】≧100mg/dL
のうち、複数条件を満たすと、【妊娠糖尿病】と判定されます。また…
【随時血糖値】≧200mg/dL
をマークしている時点で、速やかに妊娠糖尿病治療が講じられます。

また、前節で取り扱った【経口糖尿病薬】は、胎児への副作用などのリスクに鑑みて、一般的に行われません。以前にも申し上げたとおり、妊娠中期以降は、母体は【インスリン抵抗性】を帯びやすくなりますので、インスリン投与を増量することで、血糖値管理が試みなれます。また、何より母体に負担をかけるようなことがあってはならないのですから、食事療法を中心に、血糖値コントールが図られます。

【妊娠糖尿病】は、多くのケースで一過性のものですが、出産後に再度、上記【負荷試験】を行い、母体・新生児体のチェックが厳重に行われます。

         

IV. 糖尿病――診断から治療まで

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