【IV.-3.】 糖尿病の検査方法(3)――単数回検査
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前節で述べた検査方法は、どちらかというと健診もしくは糖尿病の疑いを感じるといったレヴェルで一般的に行われるものであると考えるとよいでしょう。
一方で、糖尿病がすでに進行している、例えば【口渇】・【多尿】・【頻尿】・【多飲】・【食べても痩せる】といったような典型的な症状や、顕著な(糖尿病性)【網膜症】が確認されるケースでは、即「糖尿病」と診断されます。また、前節の検査においても、一度目の結果が判断基準値を大幅に超える血糖値をマークした場合には、「糖尿病」と診断され、直ちに血糖値管理などの治療が始まります。
また、【HbA1c】(ヘモグロビンエィワンシー)といい、赤血球内の【血色素】である【ヘモグロビン】と【ブドウ糖】が結合した【グリコヘモグロビン】の量を数値化する方法があります。この値は、食事などを契機とする血糖値上昇・下降には影響を受けません。おおよそ120日前からの血糖平均値が分かるとされています。健康な人間にあっては、【HbA1c】は、4.3~5.8%とされています。これが、6.5%を超えると、糖尿病と診断されます。
以上が、糖尿病の検査方法の一般的なところです。では、糖尿病と診断されますと、どのような治療が行われるのでしょうか。以下に見ていきましょう。