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【IV.-11.】糖尿病の治療方法(7)――食事療法…食品交換表

糖尿病にかかわらず、食事療法では偏食は望まれません。毎食毎食、違った献立を立てるとともに、バランスよく栄養素も摂取しなければなりません。日々のカロリー計算や献立は、一見すると面倒くさいものですが、ここで便利に役立つのが…
日本糖尿病学会編『食品交換表』(日本糖尿病協会・文光堂)
です。他所宅にお邪魔するときに注意すれば、しばしば目にすることがある書籍です。

『食品交換表』で取り上げられている食品は、およそ500品目。それらが、栄養素に応じて、6つの食品群にカテゴライズされています。つまり…
【表1:主食の仲間】
【表2:果物の仲間】
【表3:魚・肉・大豆の仲間】
【表4:乳製品の仲間】
【表5:油の仲間】
【表6:野菜の仲間】
と分類されているのです。これを利用するだけでも、日々の献立にバリエーションが見込めます。

さらに、『食品交換表』の便利なところは、【単位制】を設けていることです。摂取すると体内で80kcalのエネルギーを算出する分量が、【1単位】とされます。1日2,000kcalのエネルギー摂取をしなければならない方は、【25単位】分の食品を一日の食事で割り振ることになります。例えば、1単位として登録されているのは…
【表1:ご飯茶わん半分 / じゃがいも1ケ】
【表2:バナナ1本 / 冬ミカン3ケ】
【表3:鶏卵1ケ / タラ1切 / 豆腐三分の一丁】
などで、献立の組み合わせが考えやすくなっています。

さらに、色々な使い方ができるのが『食品交換表』ですが、全てを紹介するには紙幅が許されません。ここで、注記すべきは、食事療法は糖尿病患者さんご自身の日々の生活の中で試みられるものですが、もちろん医師や栄養士などとの弛まないコミュニケーションも求められるということです。『食品交換表』は、手助けの一つになるものと考えておくとよろしいでしょう。また、『食品交換表』は、一般書店で入手することができ、お値段も税込850円と手頃です。病気に縁のない方でも、日々の食生活の参考に手に取ってみられてはいかがでしょうか。

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IV. 糖尿病――診断から治療まで

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