糖尿病の原因とは
糖尿病には、インスリン欠乏による「1型糖尿病」と、インスリンがうまく働かない「2型糖尿病」の2種類があります。では、これらの原因は一体何なのでしょうか。
1型糖尿病の原因は、先天的なものが多く、インスリンを作る細胞が破壊され、体内のインスリンの絶対量が足りなくなって起こります。また、その他の原因として、ウイルス感染や免疫系の遺伝的要因も関係しているのではないかといわれています。こちらは子供のうちに始まることが多く、以前は小児糖尿病や、インスリン依存型糖尿病と呼ばれていました。しかし、インスリンを使って血糖値を管理すれば、日常生活に差し障りはありません。
1型糖尿病は日本人には少なく、全体の中で占める割合はほんの数パーセントです。
2型糖尿病の主な原因は、食べ過ぎ、飲み過ぎ、運動不足などによる肥満、つまり生活習慣が主な原因になっています。生活習慣の乱れによってインスリンが分泌されにくくなり、高血糖の状態が慢性化してしまい、糖尿病を引き起こします。
また、原因としては、肥満のほかにも遺伝が関係します。両親共に糖尿病の場合では75%以上の確率、片方が糖尿病の場合では25%以上の確率で発症すると言われています。
また、日本人は欧米人と比べてすい臓が弱いため、糖尿病にかかりやすいこともわかっています。肥満の割合は欧米人の方が高いにも関わらず、発症率は日本人の方が高くなっています。わが国の糖尿病の95%以上は2型糖尿病に該当します。
