糖尿病の食事療法について
糖尿病になった場合、必ず食事療法が必要となります。
食事療法をする場合は、単に食事の量を減らすのではなく、栄養バランスの取れた食事を心がけなければなりません。
身体に必要な栄養素を十分に満たすには、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル等の栄養素をバランス良くとることが必要です。
糖尿病患者にとっては、血糖値を抑えることが重要なので、食事の際の献立の一つとして、血糖値の上昇を抑える食べ物も取り入れるようにすると効果的です。
血糖値を抑える食材は、タマネギや、オクラ・ヤマイモ・モロヘイヤなどのぬめり野菜、ウナギ・アサリ・ひじき・わけめなど、クロムの含まれる食物などがあげられます。
逆に、控えた方が良い食材として、塩分を多く含む漬物、汁物類、加工品、佃煮などや、油を多く含むフライや天ぷら、また菓子類や嗜好飲料、アルコールなどがあげられます。
また、糖尿病患者の食事に関しては、栄養バランスを心がけるだけでなく、食事の摂り方についても、注意しなければならない点がいくつかあります。
まず、朝食を抜くのはダメです。朝食を抜くと、次の食事までに血糖値がどんどん下がってしまうので、危険です。また、不規則な時間、就寝前に食事を取るのも避けなければなりません。不規則な時間の食事は、血糖値の急な変化を招き、正常値を保つのが困難になります。偏食や早食い大食いもダメです。
そして、糖尿病患者が一番注意しなければならないのが、アルコールの摂取です。アルコールは血糖値を下げにくくする効果があるので、禁酒を心がけましょう。
糖尿病患者にとって、食事療法は必要不可欠なものです。また、それぞれの病状や生活習慣、体型などによっても摂取すべき量や物は違いますので、医者の指示を仰いだり、自分で摂取量の計算をするなど、しっかりとした自己管理が必要です。
